#010 昭和38年2月26日

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”青森から買ったマスのエサのイワシのエサ作りが始まった。
 エサ箱一つに塩を六升ぐらい使うので塩だけで3t以上使う。”
      ~昭和38年2月26日~

リキ青年、実家が漁業を営んでいたため、小さい頃からかなり手伝いをしたようです。
高校生ともなって力も強くなった彼、重宝されたでしょうね。

今となっては確かめようがないのですが、マスを釣るために小さなイワシを買ってエサ作りをしたということでしょうか?
日記の他の日にもこのエサ作りのことが書いてあり、大変な仕事だったようです。
それにしても、3トンの塩!!
すごい量ですね。

なんとなくうちにある塩を集めてみたら・・・
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特にこだわっているわけではなくても色々な種類がありました。
今はスーパーのお塩コーナーにも、日本各地、そして世界各地のお塩が並んでいて楽しいですよね。

お塩の話をすると決まって思い出すのが、子供の頃読んだ童話。
3人の王女に、父である王がどれくらい自分のことを好きか?と聞いたときに、
二人の王女は、
”ハチミツのようにお父様を愛しています”
”お砂糖のようにお父様を愛しています”
と、あま~い言葉で愛情を伝えるのですが、
3人目の王女は、”お塩のようにお父様を愛します”と伝えて、
父王の怒りをかうというお話。
最後は、お料理にはお塩は欠かせないもの、
3番目の娘も同じようにしっかりとした愛情を示したかったということを父王も納得して、
めでたしめでたし、となるのですが。

ハチミツのようでもお砂糖のようでも、
お塩のようでもいい。
ワタシの愛情はきちんと父に伝わっていたかな?
大丈夫だよね、と考えました。
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# by rikimimi | 2011-11-01 07:03 | 昭和38年2月

#009 昭和38年2月2日

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”冬休(み)はとっくに終わっているのにまた休みの感じがする。
 したがってブラスバンドの練習もサボタージュの始末である”

     ~昭和38年2月2日~

リキ青年、中学、高校時代、ブラスバンド部だったようです。
とにかく多趣味だった彼、音楽も好きだったようですが、
後からのリキ青年の姉妹、およびリキ青年自身の告白によると・・・

”リキちゃんは目立ちたがりだったからなあ”
”女の子にもてたかったんじゃない?”

というのが、ブラスバンド部所属の理由だったらしい。

いつの時代でも、もんもんとした青春時代、
青少年の望むことは一緒ですね。

彼が担当していたのは、トロンボーン。
ず~っと大切にとってありまして、やってみてよ~、
と頼んだところ、”今じゃあ、音を、出すのがやっとだよ”笑いながら、取り出してくれたことがありました。

リキ青年、音楽好きなのは、あなたの孫にも受け継がれているようですよ。
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そして彼もいつの日か、”女の子にもてるためにはバンドでも!”
なんて思う日もくるんでしょうね。
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# by rikimimi | 2011-04-21 23:20 | 昭和38年2月

#008 昭和38年2月1日

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   ”ラジオを聞いていたらラジオ大阪という放送が聞こえてきた
    始めて初めて聞いた放送である
    夜も11時過ぎでいるのである
    大人向きの放送である”

   ~昭和38年2月1日~

リキ青年の青春時代、今と違って、インターネットもなかったあの時代、
ラジオは見知らぬ世界につながることのできるステキな娯楽だったんでしょうね。
布団の中で、もしくは机に座って、一生懸命ダイヤルを合わせながら、
初めて聞く大阪のラジオ放送、関西弁にワクワクしたのでしょうか。

今は、インターネットを通じて1クリックで、日本中のラジオ放送どころか、
世界のラジオ放送だって聞くことができるんだよ、とリキ青年に教えたら、
どんなに興奮するのでしょう。

”大人向きの放送”って、どんなだったのでしょうか?
かわいいなあ、高校2年生のリキ青年が困惑した、大人向きの放送、
気になります。

青春時代を共に過ごしたからか、父は最後までラジオが好きでした。
夕食後ごろりと横になる時も、傍らにはラジオがあったし、
寝るときにも、音がないと寂しい、といつもラジオをつけっぱなしで寝ていました。
仕事中、車で移動するときにもラジオをよくきいていたようで、
”あのな、・・・”
と、よくラジオで聞いた話を教えてくれました。
”ま~たそれ、ラジオネタでしょ!”
と、よく笑っていましたが。

そんな父を思い出させるような古い型のラジオを、義父のところで発見しました。

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横のつまみを回しながら、チャンネルを合わせると、
聞こえてくるのは、ヘブライ語、アラビア語、ロシア語、英語・・・

パパ、娘は今、イスラエルでラジオを聞いてますよ。

ラジオ大阪にドキドキした父を思いながら、
ワタシはアラビア語の放送を聞くことにします。
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# by rikimimi | 2011-04-07 13:39 | 昭和38年2月

#007 昭和38年1月20日

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”アルバムを引き出してながめた
 めったに見ることがないのであるが、
 私の小さいころの写真といってもかぎられており保育園の時代からである”

      ~昭和38年1月20日~

昭和20年生まれの父が保育園の頃ですから、昭和23~26年くらいのことなのでしょうか?
その頃に、限られているとはいえ写真があるって、貴重だったんじゃないのかなあ?
どうだったんでしょう???

そういえば、父の若い頃の写真は見たことがあっても、
さすがに父が子供の頃の写真は見たことがなかったなあ。
見てみたいなあ。

リキ青年、あなたの小さい頃の写真は見ることができなかったけど、
あなたが撮ってくれた、ワタシの小さい時の写真、
そして、あなたと一緒の写真はワタシの宝物です。

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日記を書いていた頃のリキ青年、
自分が父となって写真を撮ったり、その娘が大きくなってその写真をどんなにうれしく思っているか、
想像もつかないでしょうね。
ワタシも自分の子供ができて、夢中で写真を撮っています。
あなたも、今のワタシと同じような気持ちでシャッターを押していたのでしょうか?
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いつの日か、ワタシの息子にもあなたが撮ってくれたワタシの写真を見せようと思います。
パパ、ありがとう!
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# by rikimimi | 2010-12-01 15:12 | 昭和38年1月

#006 昭和38年1月18日

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”カレンダーからぬきとったパリの女性をモデルとしたものである。
 私としてはそれでもってがまんをすることにした。
 部屋の中が一段と美しくなった。”

       ~昭和38年1月18日~


う~ん、わかりにくいリキ文章。
おそらく、カレンダーのパリの女性の写真を切り抜いて、
自分の部屋の壁に貼って、大満足!ということなんでしょうね。
かわいいなあ、リキ青年。
っていうか、”それでもってがまん”って・・・
リキ青年、あなたは何を望んでいたのでしょう?
さらには、”一段と美しくなった” あなたの部屋、ってどんなだったのでしょう?
あいかわらず、つっこみどころ満載のリキ日記。

リキ青年、あなたの娘のうちの壁はこんな感じです。

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あなたの孫、ワタシにとっての大事な家族の写真がたくさん
あとは、
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あなたの孫が描いた絵。

”一段と美しくなった”かどうかはわからないけれど、
あなたの娘は、大事なもので飾られたうちで大満足しています。
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# by rikimimi | 2010-11-18 06:20 | 昭和38年1月